9/17創作講座第1回「現代俳句入門」

俳句の成り立ちや基礎知識に関する講義、参加者自作の句に対するワンポイントアドバイスなどを行います。
日時:平成30年9月17日(月・祝)10:00~11:30
会場:県立図書館研修室
講師:中内亮玄氏(俳人)
定員:30名(要申込・参加無料)
申込:FAX,メールにてお申し込みください。直接、文学館窓口へ申し込むこともできます。
創作講座俳句チラシ.pdf
第1回創作講座 実施報告
9月17日(月)に第1回創作講座を開催しました。今回は俳人の中内亮玄氏を講師に、「現代俳句入門」と題してお話しいただきました。
 まず中内氏は、和歌から連歌、俳諧連歌と、松尾芭蕉によって俳諧が生み出されるまでの経緯をわかりやすく説明しました。
 次に正岡子規が俳諧を俳句と名付け「写生」という新しい概念を作りだしたこと、弟子の高浜虚子が字数や季語など俳句の決まりを定着させたこと、そして戦後、自身の師でもあった金子兜太氏が、それまでの常識を覆し自由で主体的な俳句を提唱したことを話しました。                                                                       
 後半は参加者の俳句の講評を行い、「なま」「つきすぎ」「ただごと」といった俳句用語を織り交ぜながら改善点を丁寧に説明しました。   
 最後に「俳句にとって大切なことは言葉の緊密感を弛ませないため、一語一語を大切にすること」とまとめました。




Adobe Readerのダウンロード PDFファイルの閲覧には、最新の Adobe Reader が必要です。