1/12文学講座「福井の文学50年の歩み」
福井の文学50年の歩みを、同人誌『日本海作家』(1957~2011)の活動を中心に、自らの思い出とともに語ります。
日時: 2019年1月12日(土)14:00~15:30
会場: 福井県立図書館 研修室
講師: 中島美千代氏(作家)
(福井市に生まれる。ふくい風花随筆文学賞、ふくい文学賞審査員。
著書に『青木繁と画の中の女』『夭折の歌人中城ふみ子』『釈宗演と明治』など)
定員: 30名(先着・要申込)
申込方法: 電話、FAX、メールにてお申し込みください。直接文学館窓口に申し込むこともできます。
文学講座中島氏チラシ.pdf
日時: 2019年1月12日(土)14:00~15:30
会場: 福井県立図書館 研修室
講師: 中島美千代氏(作家)
(福井市に生まれる。ふくい風花随筆文学賞、ふくい文学賞審査員。
著書に『青木繁と画の中の女』『夭折の歌人中城ふみ子』『釈宗演と明治』など)
定員: 30名(先着・要申込)
申込方法: 電話、FAX、メールにてお申し込みください。直接文学館窓口に申し込むこともできます。
文学講座中島氏チラシ.pdf
中島美千代氏文学講座実施報告
1月12日(土)に、作家・中島美千代氏の文学講座「福井の文学50年の歩み」を開催しました。
講演では同人誌『日本海作家』について、かつては作家としてデビューするには同人誌で注目されなくてはならなかったこと、その時代に文芸春秋の雑誌『文学界』に何度も作品が取り上げられる全国的にも注目された雑誌だったことを話しました。そして辛辣な意見が飛び交いつつも活気に溢れていた当時の合評会の様子も語りました。
また、貴重な越前和紙の本にまつわる則武三雄氏との思い出、原稿を催促する白崎昭一郎氏のユニークな手紙、特務艦関東の乗組員を救った南越前町の人々を小説化した上坂紀夫氏の功績など、多くの同人作家たちのエピソードを紹介しました。
最後に、今は新人賞に応募して作家になることが主流となり同人誌は衰退したが、書きたいことを書き発表できる幸せが同人誌にはあったこと、書きたいことを書くと気持ちが整理でき心が癒されるので、皆さんも「ふくい風花随筆文学賞」などに応募してみてはどうか、と呼びかけました。
(参加者29名)
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