ふくい文学ゼミ2018第4回講座

 1月19日(土)に、小説家育成講座「ふくい文学ゼミ2018」(講師:新潮社編集者 上田恭弘氏)の第4回目を開催しました。 
 午前の部では、まず課題図書『卵の緒』(瀬尾まいこ著)を取り上げました。筆者が坊ちゃん文学賞を受賞するまでの経緯やどのように執筆しているかを紹介し、その後意見を交わしました。小説の執筆に関する講義では、視点の設定の仕方や取材をする上で考慮すべき点について説明しました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              
 午後の部では受講者の提出作品について合評を行い、1作品ずつ良い点や改善点を指摘し合いました。回を重ねるにつれて提出作品のレベルが上がってきており、受講者はより完成された作品を書き上げようと意欲を高めていました。