文学講座「理系小説の面白さ」
開催日 | 2021年2月20日(土) |
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開催時間 | 14時00分~15時30分 |
会場 | 福井県立図書館 多目的ホール |
講師 | 松尾祐一氏(作家) |
内容 | 理系をテーマにしたラブコメ作品やエンタメ作品を数多く発表している福井県在住の作家 松尾祐一氏に創作のエピソードや秘訣を伺います。 |
定員 | 40名(要申込) |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 電話かFAX、メールにてお申し込みください。申込書の文学館持参も可。 申込先:TEL:0776-33-8866 FAX:0776-33-8861 MAIL:[email protected] |
松尾佑一氏の文学講座を開催しました
2月20日(土)に、小説家の松尾佑一氏を講師に迎え、文学講座「理系小説の面白さ ~実験室で生まれる物語~」を開催しました。
ご講義ではまず大学の教員として熱心に研究に取り組みつつ小説を執筆されているご自身の状況について、文学賞の種類や小説のジャンル、所属している同人誌の活動状況などに触れながら、分かりやすくお話しました。また、「理系小説の面白さ」を語るうえで押さえておくべき前提として、理系男子と呼ばれる人たちの独特な世界を、実例や調査結果を示しながらユーモアたっぷりに紹介しました。
後半は、理系作家の文体や着眼点の新しさについて、『鳩とクラウジウスの原理』や『恋のエニグマ3号』など、ご自身の作品がどのようにして生まれたかを引用しながら具体的に説明しました。
最後に松尾氏は、かつて理系コンテンツが私たちに夢を与えたように、今の子供たちに理系小説を通して夢を届けたい、という熱い思いを語りました。
この記事の掲載は終了しています。掲載期間:
2021-02-28
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