九里順子氏文学講座10/8(土)に開催しました
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開催概要 | 日時:2022年10月8日(土)14時00分~15時30分 場所:図書館 多目的ホール 定員:50名(要申込) 内容:萩原朔太郎や三好達治と親交の深い室生犀星。 犀星の詩について、朔太郎や達治にも触れつつ お話しいただきます。 *こちらよりお申込みいただけます。 |
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参加費 | 無料 |
申込方法 | 電話かFAX、Web(Forms)にてお申し込みください。 申込書の文学館持参も可。 申込先:TEL:0776-33-8866 FAX:0776-33-8861 |
10月8日(土)、大野市出身で日本近現代詩の研究をご専門にされている九里順子氏を講師に迎え、文学講座「ことばを『盗む』犀星-朔太郎、達治に触れつつ」を開催しました。
まず、詩人・室生犀星の「詩といふものはうまい詩からそのことばのつかみかたを盗まなければならない」という言葉を紹介され、「盗む」という犀星独自のことばのつかみかたがあることを説明されました。
そして、北原白秋や萩原朔太郎、三好達治といった詩人と、犀星の詩を比較され、犀星がこれぞと思った表現をどのように取り込み、消化していったかを解説されました。
受講した方から、快活なお話が楽しく。犀星の『盗む』という言葉の意味について考えることができました」「生き生きとした語り口に引き込まれ、時間を忘れて楽しく聞かせていただきました」などの感想をいただきました。
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