鷹巣中学校にて
　出前文芸創作教室を開催しました

　９月２４日（火）、福井市鷹巣中学校において、歌人の加賀要子氏を講師に、短歌に関する出前文芸創作教室を開催しました。
５時間目は、福井市橘曙覧記念文学館が発行しているパンフレットを見ながら、曙覧の一生をたどり、独楽吟について紹介しました。次に、加賀氏が審査員をしている「令和独楽吟－橘曙覧顕彰短歌コンクール－」の、児童・生徒の過去の入賞作品を鑑賞しました。生徒たちの一番人気は、「たのしみは四限目終わり腹減ってゴリラのように給食食うとき」でした。
　６時間目は、独楽吟の創作活動を行いました。友達同士で相談し合う生徒がいたり、一人黙々と取り組む生徒がいたりする中、全体的に和気あいあいとした雰囲気の中、一首だけでなく二首、三首と書き上げる生徒たちもいました。書き上げた生徒たちは、講師に添削していただくために列を作りました。生徒からは、「自分と同じ年齢くらいの子たちが書いた短歌を見て、共感することが多くて、おもしろかった。自分で短歌を書いたときも、みんな共感してくれてうれしかった」、「短歌を作るのが楽しかったです。また、作ってみたいなと思いました」等の感想が聞かれました。