出前文芸創作教室を開催しました

  

 勝山中部中学校にて
 出前文芸創作教室を開催しました

 10月8日(火)に勝山市勝山中部中学校の1年生2クラスで、西村圭子氏を講師に俳句の出前文芸創作教室を開催しました。
 西村氏は事前に、1年生2クラス約60人が創作した俳句を全て添削した資料と自作のワークシートを準備して今回の授業に臨まれました。
はじめに、「俳句の基本」として、「季語は一つ」、「季語に自分の気持ちを入れる」等のことや、「俳句で表現すること」として、「一瞬を切り取ること」、「読者に映像を残すこと」等の大切な点をきちんと押さえた上で、あらかじめ添削した作品を各自に返却しました。受け取った生徒たちは、ある生徒は、自分の作った作品の変貌ぶりに驚き、ある生徒は、空欄になった上五や中七に入れる言葉について講師の助言を参考にしながら考えをめぐらし、ある生徒は、講師から直接指名されて、質疑応答をしながら作品の推敲に取り組むなど、生徒一人ひとりの表現力に応じたきめ細やかな指導が展開されました。
次に、3,4人のグループになって、お互いの句の推敲について話し合い、最後は、本日の授業で気づいたことを、各グループの代表が発表しました。「語順を変えるだけで印象が変わる」、「読み手に伝わるように書く」、「気持ちを別の言葉で表現する」等の気づきをクラス全員で共有しました。


  出前西村氏1   2出前西村氏