(2021年度)テーマで選んだおすすめ絵本
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Famile
- 4月号 「モーリス・センダックのほん」
- 5月号 「はじまりはじまりのえほん」
- 6月号 「かさがでてくるえほん」
- 7月号 「おいしそう! やさいのえほん」
- 8月号 「かこさとしさんのえほん」
- 9月号 「おつきさまのえほん」
- 10月号 「おようふくのえほん」
- 11月号 「あったまろう!おふろのえほん」
- 12月号 「ふしぎ⁉のえほん」
- 1月号 「今年はとら年! とらのえほん」
- 2月号 「みんなだいすき! おかしのえほん」
- 3月号 「木々で季節を感じるえほん」
はっぴーママふくい
- 9・10月号 「車でおでかけ」
- 11・12月号 「パンが食べたくなる絵本」
- 1・2月号 「寒い冬に、ほっこりあたたまる絵本」
- 3・4月号 「春をさきどり!絵本」
Famile 3月号掲載 「木々で季節を感じるえほん」
『はる なつ あき ふゆ』 ディック・ブルーナ∥ぶん え まつおかきょうこ∥やく 福音館書店 うさこちゃんシリーズでおなじみのブルーナさんの絵本。春夏秋冬の大きな木の姿と、白クマの子が楽しく遊ぶ様子が、あたたかみのある絵で描かれます。お花やチョウに出会う春、プールで遊ぶ夏、落ち葉を集める秋、雪だるまを作る冬。文字がほとんどない絵本なので、赤ちゃんから楽しめます。(0歳から) |
『さくら』 長谷川摂子∥文 矢間芳子∥絵・構成 福音館書店 ソメイヨシノの一年をまるで本物のような美しい絵で描いた絵本。春、満開の花が散った後は小さな葉を出し、夏が過ぎ秋になり葉が落ちると枝に小さい芽をつける。冬の間は静かに命をつなぎ次の春を待つ。休むことのない営みをソメイヨシノの「わたし」がやさしく語ります。(4歳から) |
『木はいいなあ』 ジャニス=メイ=ユードリイ∥さく マーク=シーモント∥え さいおんじさちこ∥やく 偕成社 木は、たくさんになると生き生きとした森になる。たった一本でも、枝に座って考え事をしたり、登って海賊ごっこができる。夏には木陰を作り、冬には嵐から家を守ってくれる木。心地よい絵と文で、木のある風景や生活を魅力的に描いた一冊。読み終わると、「木はいいなあ」とつぶやいてしまうかも。(5歳から) |
Famile 2月号掲載 「みんなだいすき! おかしのえほん」
『おまたせクッキー』 パット=ハッチンス∥さく 乾侑美子∥やく 偕成社 ビクトリアとサムが、お母さんの焼いたクッキーをふたりで分けて食べようとすると、「ピンポーン」玄関のベルが鳴りました。お隣のトムとハナです。そこで4人で分けて食べようとすると、またベルが。こうして、つぎつぎ友達が増え、ついにクッキーの分け前はひとり一つに。そのとき、またベルが鳴って…。(4歳から) |
『こねこのチョコレート』 B.K.ウィルソン∥作 小林いづみ∥訳 大社玲子∥絵 こぐま社 明日は弟の誕生日。4歳のジェニーは、プレゼントに子猫の形のチョコレートが8つ入った小箱を買いました。その晩、ジェニーはチョコレートが食べたくてたまらずなかなか眠れません。そして、ひとつ食べ、またひとつ食べ、とうとう箱はからっぽに!誕生日当日、窮地に立たされたジェニーでしたが…。(5歳から) |
『せかいでさいしょのポテトチップス』 アン・ルノー∥文 フェリシタ・サラ∥絵 千葉茂樹∥訳 BL出版 クラムさんのレストランは、美味しい料理目当てのお客さんでいつも大にぎわい。ところがある日、気難しいこだわりやの紳士が訪れ、注文した揚げポテトを何度も突き返してきます。そこで、クラムさんがいたずら心で作った料理を出してみると…。実在の人物をヒントに描かれたポテトチップス誕生の物語。(6歳から) |
『だるまちゃんととらのこちゃん』 加古里子∥さく え 福音館書店 ペンキ屋さんのとらのこちゃんのところに遊びに行っただるまちゃん。ふたりで赤色と黄色の土のペンキを手作りして、町のあちこちにきれいな模様を描いていきます。夢中で描いていたふたりは、タクシーに土のペンキを飛ばしてしまいます。ところがそのうち、ペンキ屋さんに、次々仕事が舞いこんで…。(3歳から) |
『おちゃのじかんにきたとら』 ジュディス・カー∥作 晴海耕平∥訳 童話館出版 ソフィーとお母さんがお茶の時間にしようとした時、玄関のベルが鳴りました。ドアをあけてみると、そこにいたのは大きくて、毛むくじゃらの、しま模様のトラ!一緒にお茶をしたいと丁寧に申出るトラを招きいれると、トラは家じゅうの食べ物を食べつくしてしまいます。突然現れた珍客から目が離せない一冊。(4歳から) |
『トラのじゅうたんになりたかったトラ』 ジェラルド・ローズ∥文・絵 ふしみみさを∥訳 岩波書店 年をとって骨と皮ばかりになってしまったトラは、ある日、王様の宮殿の庭に干してあったトラの毛皮を隠し、自分が洗濯ひもにぶら下がりました。宮殿に運ばれ、絨毯として広間に敷かれたトラは、王様たちが出ていったあとに、ごちそうの残りにありつけることに。ところが、トラは次第にふっくらしてきて…。(6歳から) |
Famile 12月号掲載 「ふしぎ⁉のえほん」
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空から落ちてきた真っ白な布でワンピースを作ったうさぎ。ワンピースの模様は、お花畑を散歩すると花模様に、雨に打たれると水玉模様にと、つぎつぎに変わっていきます。ワンピースが小鳥の模様になったとき、うさぎは空に飛んでいって…。うさぎが口ずさむ「ラララン ロロロン」のリズムが軽やかな一冊。(2歳から) |
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赤いかさ、黄色いかさ、青いかさ…色とりどりのかさをさす元気な子どもたちが、つぎつぎに登場します。かさをさすだけではなく、こまにしたり、剣にしたりする子も!リズムのよい言葉は、雨の日にうきうきする小さい子どもたちの気持ちにぴったり。雨の日にかさをさして歩きたくなる一冊です。(2歳から) |
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キリ・ママおじさんは、町で、かさを生まれて初めて見ます。「なんてきれいで便利なものだろう」と、喜んで村へ買って帰りました。ところが何度かさを買っても、ぬすまれてしまいます。さて、犯人はだれなのでしょう?大らかでユーモラスなスリランカのお話です。(6歳から) |
ダチョウの首が長くなった由来のお話。むかしむかし、ダチョウは首が短くて、いつも不便な思いをしていました。ある朝、虫歯が痛くてたまらないワニに、歯を引っこ抜いてほしい頼まれ、ダチョウは、ワニの口に頭を突っ込むと…。勢いのある絵がユーモラスな雰囲気のケニアの昔話絵本です。(4歳から) |
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日本の国のはじまりのお話。イザナギとイザナミは、高天の原から下界におり結婚すると、島々をつくり、神々を生みだします。ところが、最後に生まれた火の神のために、イザナミはやけどを負って死者の国へ。悲しんだイザナギは、黄泉の国へイザナミをたずねることに。古事記を絵本にした「日本の神話」シリーズは他に5冊あります。(6歳から) |
ある晩、大暴れした男の子マックスは、夕飯抜きで寝室に放り込まれます。すると寝室が森に変わり、波が船を運んできます。一年と一日航海したマックスが着いたのは、怪獣たちのいるところ。そこでマックスは怪獣たちの王様になりますが…。怖くてユーモラスな怪獣が魅力的な、センダックの代表作。(4歳から) |
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今日はくまくんの誕生日なのに、お母さんが見当たりません。そこでくまくんは、自分でバースデースープを作り始めます。友だちが集まって、みんなでスープを食べようとしたとき、そっとお母さんが入ってきて…。小さなくまくんとお母さんの、短い4つのお話が入った本です。(5歳から) |
はっぴーママふくい 3・4月号掲載 「春をさきどり!絵本」
『はなをくんくん』 ルース・クラウス∥ぶん マーク・シーモント∥え きじまはじめ∥やく 福音館書店 雪の中で眠っていたノネズミやクマやリスたちは、鼻をくんくんさせて目を覚まします。巣から顔をだし、巣からかけだして、みんなが集まった場所には、春の訪れを知らせる一輪の黄色い花が咲いていました。50年以上読み継がれている春の定番絵本。身近な春を探しに行きたくなる一冊です。 |
『庭をつくろう!』 ゲルダ・ミューラー∥作 ふしみみさを∥訳 あすなろ書房 春のある日、引っ越ししてきた家の大きな庭は、ジャングルみたいに荒れ放題。早速、家族みんなで土を耕し、肥料をまき、草取りをすると、ぼくも妹も自分の場所をもらって、思い思いの庭づくりをはじめます。庭の植物や庭仕事の様子が細かく描きこまれていて、この春に、庭づくりにチャレンジしたくなる絵本。 |
はっぴーママふくい 1・2月号掲載 「寒い冬に、ほっこりあたたまる絵本」
『たのしいふゆごもり』 片山令子∥作 片山健∥絵 福音館書店 雪が降る前のある日、お母さんぐまと子ぐまは、冬ごもりの準備に出かけます。子ぐまもちょっとだけお手伝いして、木の実や蜂蜜を採り、魚を獲って、綿を摘み、最後にきのこを採りながら帰ります。暖炉に火を入れて、ごちそうを食べて、新しい枕ができて、最後に…。素朴な雰囲気の暖かな絵と穏やかなストーリーがぴったりあっていて、ほっこりすること間違いなしの一冊。 |
『おふろだいすき』 松岡享子∥作 林明子∥絵 福音館書店 まこちゃんが、あひるのプッカをつれて大好きなおふろにはいると、お湯の中からカメや双子のペンギン、オットセイ、カバが次々あらわれます。最後にクジラが出てきてシャワーを降らせます。みんなでお湯につかって温まるとお母さんの声が。身近なおふろでおこる空想の世界が楽しい絵本。動物たちそれぞれのキャラクターにあわせて読んでみるのも面白いかも。 |
はっぴーママふくい 11・12月号掲載 「パンが食べたくなる絵本」
『パンやのくまさん』 フィービ・ウォージントン∥さく・え セルビ・ウォージントン∥さく・え まさきるりこ∥やく 福音館書店 パンやのくまさんは、朝早く起きて、パンやケーキを作り、焼きあがると、半分を車に積み込んで売りにでかけます。ケーキを配達し、帰ってくると、今度は、お店でパンを売ります。せっせと働くまさんの一日を、素朴で温かな絵で描く小型の絵本。飾らずにそのまま読んであげて。くまさんの晩ごはんとして登場するかまどで炙ったマフィンが美味しそう!シリーズの絵本が他に6冊。 |
『サンドイッチサンドイッチ』 小西英子∥さく 福音館書店 ふわふわパンにバターを塗って、レタスに、トマト、チーズ、ハム、それからキュウリに、卵に、マヨネーズ。次々にパンに載せられていくサンドイッチの具材たちが、なんとも美味しそう!きっと、お子さんと一緒にサンドイッチが作りたくなっちゃう一冊です。 |
はっぴーママふくい 9・10月号掲載 「車でおでかけ」
『ガンピーさんのドライブ』 ジョン・バーニンガム/作 みつよしなつや/訳 ほるぷ出版 ある日、ガンピーさんがドライブに出かけると、子どもたちやウサギ、ネコ、イヌなどの動物たちが「いっしょにいってもいい?」と、どやどや乗り込んできました。初めのうちは、お天気もエンジンもいい調子でしたが…。のんびりとして、とぼけた雰囲気のある絵本なので、ゆったりとした気持ちで読んであげてください。車を押せない言い訳を、みんなが言い募る場面はとてもチャーミング。同じ作者の『ガンピーさんのふなあそび』もおすすめです。 |
『ちいさいじどうしゃ』 ロイス・レンスキー/文・絵 わたなべしげお/訳 福音館書店 スモールさんは、ピカピカの赤い自動車が自慢です。油をさし、タイヤに空気を入れ、ラジエーターに水を入れ、自分できちんと手入れします。お天気のいい日には、街へドライブに。ガソリンを入れ、新聞を買い、帰途につきますが…。簡単な交通ルールなどを盛り込みながら、「車でおでかけ」の過程が丁寧に描かれています。おうちの車と比べながら、読むのも楽しいかも。 |
(2020年度)テーマで選んだおすすめ絵本はこちら