(2022年度)テーマで選んだおすすめ絵本
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Famile
- 4月1日号 「新学期がはじまります! がっこうのえほん」
- 4月29日・5月6日合併号 「4月30日は「図書館記念日」です としょかんがでてくるえほん」
- 6月3日号 「6月10日は「時(とき)の記念日」です 時のえほん」
- 7月1日号 「夏休みに! つくって食べたい たべものえほん」
- 7月29日号 「夏といえば… おばけのえほん」
- 9月2日号 「9月19日は敬老の日 おじいちゃん おばあちゃんがでてくるえほん」
- 10月7日号 「なりたい!知りたい!仕事のえほん」
- 11月4日号 「力持ちがでてくるえほん」
- 12月2日号 「おくりもののえほん」
はっぴーママふくい
- 5・6月号 「パパ大活躍!の絵本」
- 7・8月号 「海にいきたい!の絵本」
- 9・10月号 「お月さまの絵本」
- 11・12月号 「たのしいクリスマス」
『おたんじょうびのおくりもの』 むらやまけいこ∥さく やまわきゆりこ∥え 教育画劇 うさぎのぴょんぴょんは、友達のみみーの誕生日に大事にとっておいたりんごを贈ろうと、しまったはずの場所をたどって家じゅうを探しますが見当たりません。とうとう、そのりんごをメーメおばあさんにあげてしまったことを思い出して困っていると、メーメおばあさんがやって来て…。(3歳から) |
『ハリーのセーター』 ジーン・ジオン∥ぶん マーガレット・ブロイ・グレアム∥え わたなべしげお∥やく 福音館書店 犬のハリーは、誕生日におばあちゃんからもらったバラの模様のセーターが好きになれず、なんとかして捨てようとしますがうまくいきません。ところが、ハリーがセーターからほどけていた毛糸をひっぱっていると、鳥がその端をくわえて飛んで行ってしまいます。びっくりのラストが楽しい絵本です。(4歳から) |
『かさじぞう 日本の昔話』 瀬田貞二∥再話 赤羽末吉∥画 福音館書店 ある年の大晦日、貧乏なじいさんが編笠を作って町に売りに行きますが、一つも売れません。帰る途中、じいさんは、吹雪の中で雪をかぶった6人の地蔵様をみつけると、寒かろうと笠をかぶせてやります。すると正月の朝、じいさんの家に贈り物が届きました。素朴な温かさのある昔話絵本。(4歳から) |
『ぞうくんのさんぽ』 なかのひろたか∥さく・え なかのまさたか∥レタリング 福音館書店 力持ちのぞうくんが散歩にでかけます。途中かばくんと出会い、背中に乗せて一緒に散歩することに。わにくん、かめくんに順々に出会って、ぞうくんの上にかばくん、その上にわにくん、その上にかめくんが乗って散歩しますが、さすがのぞうくんもだんだん重たくなって、とうとう池の中へ「どっぼーん」。(2歳から) |
『アボカド・ベイビー』 ジョン・バーニンガム∥作 青山南∥訳 ほるぷ出版 何にも食べたがらない赤ちゃんに困っていたお母さんは、ある日、アボカドを食べさせてみました。すると、赤ちゃんはぐんぐん丈夫に育って、ベビーベッドの柵も持ち上げてしまうほどの力持ちに。見た目は赤ちゃんなのに、どろぼうを退治したり、兄弟をいじめっこから助けたりするギャップが愉快な一冊。(4歳から) |
『ゴナンとかいぶつ モンゴルの昔話より』 イチンノロブ・ガンバートル∥文 バーサンスレン・ボロルマー∥絵 津田紀子∥訳 偕成社 あるとき、力持ちのゴナンの住む村を、怪物マンガスが襲いました。そこでゴナンは、賢い白い馬とともにマンガスをやっつけに出かけます。赤い地獄海を飛び越し、がいこつ山を切り開き、ゴナンは、とうとうマンガスを見つけ、勝負することになります。モンゴルでよく知られている英雄ゴナンの昔話絵本。(6歳から) |
『うちゅうひこうしになりたいな』 バイロン・バートン∥さく ふじたちえ∥やく ポプラ社 宇宙飛行士の仕事ぶりが、シンプルで鮮やかな絵とやさしい言葉で描かれます。仲間とスペースシャトルに乗って宇宙へ飛び立ち、研究に励み、船外活動では人工衛星の故障を直したり宇宙基地の組み立ても。宇宙食を逆立ちで食べたり、ふわふわ浮かんで眠ったり、絵本で宇宙飛行を楽しんでみて。(4歳から) |
『どうぶつえんのおいしゃさん』 降矢洋子∥さく 増井光子∥監修 福音館書店 動物園の獣医の仕事を紹介した科学絵本。朝は見回りからはじまり、病気の動物のえさを作り、ライオンの傷を縫い、サイの足の裏にできた魚の目を削ります。ワニの歯ぐきやゾウの便秘の治療も。体の大きさも症状もさまざまな動物を元気にするため、飼育員と協力し、工夫して行う獣医の仕事を知ることができます。(4歳から) |
『あたまにつまった石ころが』 キャロル・オーティス・ハースト∥文 ジェイムズ・スティーブンソン∥絵 千葉茂樹∥訳 光村教育図書 まわりの人から、「ポケットにもあたまのなかにも石ころがつまっている」と言われるほど石が好きな父。職場にも家にも石を置く棚をつくり、石を集め、働きながら独学で石について学んでいた父は、後に科学博物館の鉱物学部長に。生涯をかけて熱中できるものと出会い、学び続けた人生を描いた一冊。(6歳から) |
『だごだごころころ』 石黒渼子∥再話 梶山俊夫∥再話 梶山俊夫∥絵 福音館書店 ばあさんがだご(だんご)を作ってじいさんのところへいこうとすると、だごは転がって、鬼の穴に。鬼は、混ぜると粉が増えるしゃもじをばあさんに渡して毎日だごを作らせ、なかなか家に帰してくれません。しかし、ある日、ばあさんが昔助けた赤とんぼが飛んできて…。素朴な昔話を親子で楽しんで。(3歳から) |
『たんじょうび』 ハンス・フィッシャー∥ぶん・え おおつかゆうぞう∥やく 福音館書店 猫や犬やメンドリやヤギなどのたくさんの動物たちと暮らすリゼッテおばあちゃんは、今日が76歳の誕生日。おばあちゃんが村へ行っている間に、動物たちはケーキを焼いたり花を摘んだりして張り切ってお祝いの支度をします。夕方、おばあちゃんが帰宅すると、すばらしい誕生会がはじまります。(4歳から) |
『しょうたとなっとう』 星川ひろ子∥写真・文 星川治雄∥写真・文 ポプラ社 納豆のできるまでを追った写真絵本。納豆嫌いのしょうたが、夏の初めにおじいちゃんと畑に青大豆をまきます。さやができると枝豆を食べ、秋に大豆を収穫。冬の朝、ゆでた大豆をわらづとに入れると、2日後に大豆は納豆に。おじいちゃんがしょうたのために作ってくれた納豆を、しょうたは大好きになります。(6歳から) |
『めっきらもっきらどおんどん』 長谷川摂子∥作 ふりやなな∥画 福音館書店 誰もいない神社で、でたらめな歌を大声で歌ったかんた。大木の穴から聞こえてきた奇妙な声に誘われ、穴に吸い込まれてしまいます。着いたところは夜の山。かんたはそこで3人のおばけと、空を飛んだりお宝交換をして遊びつくします。疲れて眠るおばけのそばで心細くなったかんたが「おかあさん」と叫ぶと…。(3歳から) |
『おばけのバーバパパ』 アネット=チゾン∥作・画 タラス=テイラー∥作・画 やましたはるお∥訳 偕成社 庭の土から生まれたピンク色のおばけのバーバパパ。大きすぎて家においておけないといわれ、動物園に送られますが、自由に姿を変える力で檻から勝手に抜け出し、動物園からも追い出されてしまいます。行く当てもなく街をさまようバーバパパは、火事だと叫ぶ声を聞いて…。バーバパパの活躍が愉快なお話。(4歳から) |
『お化けの真夏日』 川端誠∥作 BL出版 ある夏の日、お化け屋敷では三つ目の大入道と一つ目の青坊主は暑さを愚痴り、一つ目小僧たちは、朝から虫取りに。美人のろくろっ首はスイカをまけてもらい、砂かけばばあはそうめんを茹でます。縁側では流しそうめんに舌鼓、夜には花火もはじまって…。夏を楽しむお化けたちをユーモラスに描いた一冊です。(6歳から) |
『サンドイッチ サンドイッチ』 小西英子∥さく 福音館書店 「サンドイッチ サンドイッチ さあ つくろう」。食パンにバターを塗って、みずみずしいレタスに真っ赤なトマト、チーズにハムにきゅうりに卵と食材をつぎつぎのせていきます。出来上がったサンドイッチは見開きいっぱいに描かれ、とても美味しそう!文章もリズミカルで楽しく読める一冊。(2歳から) |
『うどん できた!』 加藤休ミ∥さく 福音館書店 「うどん つくるわよ」。お母さんの一声でうどん作りが始まりました。男の子は粉と塩水を混ぜてよくこねた「うどんだんご」を袋にいれて足でふみふみ。寝かせただんごは平らにのばして細く切ります。男の子が型抜きしたうどんも一緒にゆで、美味しそうなうどんのできあがり!巻末にレシピを掲載。(3歳から) |
『ばばばあちゃんのアイスパーティ』 さとうわきこ∥作 福音館書店 暑い夏の日、子どもたちは、ばばばあちゃんと氷のお菓子を作ってアイスパーティをすることに。様々な入れ物に何でも好きなものを入れて凍らせる氷の実験がはじまり、ジュースや果物だけでなく、どんぐりやミニカーやソーセージを凍らせる子も。きっと、自分でも氷の実験がしたくなる一冊。(4歳から) |
『りんごだんだん』 小川忠博∥写真と文 あすなろ書房 真っ赤なりんごを皿の上に置きっぱなしにして、約1年間の劇的な変化を追った写真絵本。89日目、りんごの表面は少ししなびてきて、151日目にはかなりしわしわに。233日目にはごつごつして、りんごかどうかも分からなくなり、ついに346日目には…。りんごが時とともに朽ちていく姿から目が離せない一冊。(5歳から) |
『メアリー・スミス』 アンドレア・ユーレン∥作 千葉茂樹∥訳 光村教育図書 夜明け前、メアリー・スミスは家を出ると、豆をチューブにこめて、パン屋の窓めがけてプッと一吹き。カチン!豆を窓に当ててパン屋を起こすと、つぎは車掌、洗濯屋、魚屋…最後は市長の家の窓めがけて、豆を飛ばしていく。目覚まし時計が普及する前のイギリスに実在した「めざまし屋」のお話。(6歳から) |
『まるいちきゅうのまるいちにち』 安野光雅∥編 エリック・カール∥[ほか絵] 童話屋 ある年の1月1日、0時のイギリスで子どもがまだ夢の中にいるとき、日本は朝9時で、晴れ着の女の子はこれから羽根つき。同じ時、アメリカは大みそかの午後6時、男の子はテレビを楽しんでいる。世界の8か国8人の絵本作家が、季節や肌の色や服装もさまざまな各国の子どもたちの同じ時間を描いた一冊。(6歳から) |
図書館に毎週通うカリーナは、ある日、動物たちも本を読みたいかもしれないと思いつき、動物だけが図書館に入れる特別な日をつくってカウンターに座る自分を想像します。すると、最初にカナリアが、続いてライオン、クマ、ゾウと次々にやってきて、カリーナが見守る中、みんな夢中で本を読みますが…。(4歳から) |
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ある日、町の図書館に大きなライオンが現れます。最初は怖がられていましたが、「静かにする」という規則を守り、お話を楽しみ、すすんでお手伝いもするため町の人から愛されるように。ところがある日、館長の怪我を知らせようと大声で吠え、規則を破ってしまったライオンは、図書館から姿を消します。(6歳から) |
くんちゃんは今日から一年生。うきうきしながらお母さんと学校へ行きましたが、先生はくんちゃんだけを連れて教室に入り、上級生と一緒の一時間目が始まりました。授業はなんだか難しそうで、不安になってきたくんちゃんは、ついに教室を飛び出しますが…。くんちゃんの学校初日を温かく描いた一冊。(4歳から) |
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小学校の運動場横の自然豊かな遊び場は、みんなが大好きな場所。しかし、こうすけが1年生の冬に丸太の一本橋で骨折して以来、鍵がかけられ出入り禁止に。春、新しい校長先生にこうすけたちが遊び場の鍵を開けてほしいと頼むと、校長先生は「びゅんびゅんごまを回せるようになったら」と答えますが…。(6歳から) |
はっぴーママふくい 11・12月号掲載 「たのしいクリスマス」
『おおきいツリー ちいさいツリー』 ロバート・バリー∥さく 光吉夏弥∥やく 大日本図書 ウィロビーさんのお屋敷に届いたクリスマスツリーは、大きすぎて天井につかえてしまいました。そこで執事が先っぽをちょん切って小間使いにプレゼント。ここでも大きすぎてちょん切られた先っぽは庭師のツリーに。次はクマ、キツネ、ウサギと、ちょん切られていく先っぽのツリーは、それぞれの大事なツリーになって、みんなを幸せにしていきます。 |
『クリスマスのちいさなおくりもの』 アリスン・アトリー∥作 上條由美子∥訳 山内ふじ江∥絵 福音館書店 おかみさんが病気で、クリスマスの用意ができていない家に住むネコとネズミたちは、クリスマスイブの夜、協力してお祝いの支度を始めます。靴下を下げ、ケーキを焼き、クモのおばあさんと部屋の飾りつけをし、ツリーの準備もできたころ、サンタクロースがやってきます。穏やかで思いやりに満ちたクリスマス絵本です。 |
はっぴーママふくい 9・10月号掲載 「お月さまの絵本」
『おつきさまこっちむいて』 片山令子∥ぶん 片山健∥え 福音館書店 夕方の買い物帰りにみた細い三日月。お母さんが漕ぐ自転車についてくる月。雲間からみえるぴかぴかの半月。アイスクリームみたいな昼間の月。形がだんだん変わっていく月に「こっちむいて」とよびかける男の子。とうとう満月の日にお月さまと「こんばんは」。空を見上げて日々の月の変化を家族でおしゃべりしてみませんか。 |
『月へ アポロ11号のはるかなる旅』 ブライアン・フロッカ∥作 絵 日暮雅通∥訳 偕成社 1969年7月、人類初の月面着陸を成功させたアポロ11号の発射から帰還までの一週間をおった科学絵本。ロケット発射の瞬間や、宇宙船のドッキング、船内の無重力の生活、月面を歩く宇宙飛行士たちが、美しく臨場感を持って描かれます。地球から眺めるだけではわからない月の姿に、宇宙の広がりと静けさを感じる一冊。 |
はっぴーママふくい 7・8月号掲載 「海にいきたい!の絵本」
『ターちゃんとペリカン』 ドン・フリーマン∥さく さいおんじさちこ∥やく ほるぷ出版 毎年夏休みに、ターちゃんがキャンプをする砂浜には、仲よしのペリカンがいます。今年初めて魚釣りをするターちゃんに、ペリカンは魚を見事にとってみせた後、飛んでいってしまいます。ターちゃんは魚釣りを始めますが、潮がだんだん満ちてきて…。男の子の夏の一日が素朴に描かれるロングセラー絵本です。 |
『なみ』 スージー・リー∥作 講談社 海にきた女の子が波と遊ぶ様子を青と黒の2色の濃淡だけで描く文字のない絵本。女の子は波が寄せれば逃げ、返せば追いかけるうち、どんどん波に近づいていきます。とうとう大きな波を頭から被ってしまいますが、砂浜には海からの贈り物が。文字がない分、おしゃべりしながら読んでも楽しいかも。海に行きたくなる一冊。 |
はっぴーママふくい 5・6月号掲載 「パパ大活躍!の絵本」
『おとうさんにもらった…』 えびなみつる∥作 架空社 お父さんにもらったナイフは、紙も紐も草も切れるし、鉛筆もプラモデルも削れる。リンゴもむけるし、魚もさばける。でも、気を付けないと指も切れちゃう。お父さんにもらったマッチやロープ、レンズは、どれも便利で楽しいことができるけれど・・・。マンガのようなコマ割りの絵が、ユーモアのあるお話にピッタリな絵本。 |
『栄光への大飛行』 アリス&マーティン・プロヴェンセン∥作 今江祥智∥訳 BL出版 フランスのある町に住む7人と2匹と1羽の家族のパパはルイ・ブレリオさん。1901年のある朝、みんなでドライブに出かけると上空に飛行船が飛んできた。その時から、パパは空飛ぶ機械をつくることに夢中に。失敗を糧に何度もチャレンジを繰り返し、8年後、パパは大きな偉業を成し遂げます。 |
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