松平文庫テーマ展「明治・大正・昭和・平成・令和 その出典をたどる」 (4/23~6/26)

松平文庫22

松平文庫テーマ展22「明治・大正・昭和・平成・令和 その出典をたどる」

新元号「令和」の発表を受け、その出典となった「万葉集」に注目が集まっています。
これまでの元号にも、それぞれに出典が明らかにされていることから、本展示では明治から令和にいたる5つの元号の出典文献を、松平文庫のなかから紹介します。
また、旧福井藩主・松平春嶽が、明治の元号の採用に関与していたことを示す資料、および元号に初めて「令」の文字が使われる可能性があった「令徳」の不採用に関与していたことを示す資料をあわせて展示します。

開催概要
開催期間2019年4月23日(火曜日)~6月26日(水曜日)
会場県立図書館 閲覧室入口[観覧無料]
主な展示内容

「易経大全」(M123-6)刊年不明

元号「明治」の出典。「聖人南面して天下を聴き、明に嚮いて治む」

改正音訓易経」(M123-8)文化9年刊(1812)

元号「大正」の出典。「大いに亨りて以て正しきは天の道なり」

書経大全(M123-25)刊年不明

元号「昭和」の出典。「百姓昭明なり 万邦を協和せしむ」

史記評林(M222-18)明治2年刊(1869)

元号「平成」の出典。「内平かにして 外成る」

書経集註」(M123-6)享和元年(1801)

元号「平成」の出典。「地平ぎ 天成り」

「万葉集略解」(M911-28)文化9年刊(1812)

元号「令和」の出典。「時に初春の令月にして 気淑く風和ぐ」

「逸事史補」(1552・1553)

松平春嶽が、元号「明治」の選定に関与していたこと、幻となった元号「令徳」の不採用に関与していたことを記す。
関連ページ(2019年度)松平文庫テーマ展

この記事の掲載は終了しています。掲載期間: 2019-06-26 まで

会場位置MAP

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