講座から広がる本の世界「空き家を活かしたまちづくり」

講座名:「空き家を活かしたまちづくり」(実施日 令和2年1月25日、2月1日、2月16日)
全体コーディネータ/講師:福井県立大学地域経済研究所 講師 江川 誠一 氏
講座の概略:市街地に増える「町家の空き家」について、現地見学やゼミ形式の話し合いをとおして、有効な活用法について学びました。
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著者出版社出版年
資料の内容等
「空き家」に困ったら最初に読む本
牧野寿和∥監修河出書房新社2019
 「なんとなく放置」がいちばん損。売却して現金化する、賃貸で収益を上げる、改築して暮らす、維持して将来に備える、事業を始める…、「資産」として活用するさまざまな方法をプロが伝授する。
日本の田舎は宝の山
曽根原久司∥著日本経済新聞出版社2019
 都市のニーズと農村をつなげば、新たな日本の可能性が見えてくる。NPO「えがおつなげて」を率いる著者が、耕作放棄地、里山、空き家など、各地に眠る地域資源を掘り起こし、ビジネスに変える「六次産業化」の実例を紹介する。
空き家活用術 2  通りからはじまる“まち”のデザイン
髙橋大輔∥編著建築資料研究社2019
 2017年刊『小さなまちづくりのための空き家活用術』の続編。地域の問題となった「空き家」の解決策として、まちなか再生に取り組む実例を紹介し、活動を通じて見えてきた問題点、課題を浮き彫りにする。
官民ですすめる空き家対策 再生と有効利用の成功事例
出井信夫∥著第一法規第一法規2018
 空き家問題のあるべき方向・対応策について、自治体の関与の仕方や民間の知恵の活かし方、公共と民間の連携、空き家再生のための資金調達や金融支援手法等、具体的・効果的な施策を提案。
古民家再生物語 古材を生かす、未来を建てる
森久美子∥著中央公論新社2018
 古い民家の再築・再利用に挑む大工、建築士ら9人。実話をもとに彼らの来し方をたどる物語。彼ら、彼女らの取組みが、次世代へと続く住宅の新たな可能性を拓く。古民家情報誌『ジャパトラ』連載小説を書籍化。
空き家を活かす 空間資源大国ニッポンの知恵
松村秀一∥著朝日新聞出版朝日新聞出版2018
 日本の空き家・空きビルは、質・量ともに、世界最高の空間資源。この貴重な資源を、われわれはどう活用していけばいいのか?全国各地の8つの事例などを通して、人口減少社会の中に希望を見出す未来志向の方策を提示する。
世界の空き家対策 公民連携による不動産活用とエリア再生
米山秀隆∥編著  小林正典 他 ∥著学芸出版社2018
 日本に820万戸もある空き家。なぜ、海外では空き家が放置されないのか?アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、韓国の、空き家を「負動産」にしない不動産活用+エリア再生術を紹介する。
ドリーム・プロジェクト
濱野京子∥著PHP研究所2018
 かつて過ごした古い家を懐かしむ祖父・勇を気にかけていた中学2年生の拓真。ある日、同級生の日菜子から「古民家再生」のための“クラウドファンディング”という方法を聞き…。【ティーンズ向け・小説】
空き家の実家を収入源に変える法
赤羽聖子∥著自由国民社2018
 売れない・貸せない・税金6倍の金食い虫が「お宝」に。気鋭の不動産コンサルタントが説く、空き家の実家を「新しい人生のための収入源」にする方法。
京町家を愉しむ 行動建築学から見る町家の再生と暮らし
伊藤正人∥著和泉書院2016
 著者が体験した町家の取得から再生、暮らしまでをまとめたガイドブック。町家での暮らしの中に見いだされる日本人の感性を様々に愉しむことを通して、町家の魅力と価値を具体的に示す。
空き家管理ビジネスがわかる本
中山聡∥著  田中和彦∥監修同文舘出版2016
 「ビジネスとして成り立つ空き家管理」のノウハウを、すべて余すところなく紹介するために、見開きの図と文章でわかりやすく解説。「空き家管理ビジネスのしくみ」を体系的に身につけられる1冊。
町屋・古民家再生の経済学 なぜこの土地に多くの人々が訪ねてくるのか
山崎茂雄∥編著水曜社2016
 訪日外国人旅行者2000万人時代。その裏には消滅可能性自治体、7軒に1軒が空き家という現実が…。戦略的に、国内の訪問客のみならず外国人観光客を呼び込むための施策は何かを探る、地域創生関係者必読の1冊。

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