コレクション展・新収蔵「津村節子展~津村節子という生き方~」

開催期間 | 2023年3月1日(水)~6月4日(日) |
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会場 | 福井県ふるさと文学館 |
内容 | 津村節子は、1928年福井市に生まれました。1965年に小説「玩具」で芥川賞受賞を機に福井を訪れた津村は、『花がたみ』『絹扇』などで故郷・福井の女性を描きました。その後も、夫の死と向き合った『紅梅』で2011年に菊池寛賞を受賞、2016年には文化功労者に顕彰されています。 |
チラシ・資料一覧 | 津村節子展チラシ表 津村節子展チラシ裏 展示資料一覧 |
第一章 津村節子の軌跡
津村節子は、1928年福井市に生まれ、小学生の頃から作家になることを夢見るようになりました。東京に移住し、学習院大学短期大学部を卒業した後は、作家・吉村昭と結婚。1965年には小説「玩具」で芥川賞を受賞し、それを機に福井を訪れた津村は、『花がたみ』『絹扇』など「ふるさと五部作」で、故郷・福井の女性を描きました。その後も、夫の死と向き合った『紅梅』で2011年に菊池寛賞を受賞、2016年には文化功労者に顕彰されています。

第二章 津村節子の作品世界
2023年1月、当館は、津村節子氏の代表作である、『流星雨』(女流文学賞受賞作)や『智恵子飛ぶ』(芸術選奨文部大臣賞受賞作)、自伝的小説の『茜色の戦記』『星祭りの町』『瑠璃色の石』、歴史小説『黒い潮』の自筆原稿をご寄贈いただきました。これらの作品には、様々な時代に懸命に生きた女性たちの心奥が描かれています。本展では、新収蔵資料を中心に、半世紀以上にわたり、書くことに向き合い続ける作家・津村節子の軌跡と作品世界に迫りました。

主要舞台地(小説は赤字、エッセイは青字表記)

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