ミニ展示「映画『ゴールデンカムイ』で使われた地図資料」

開催期間・場所2024年2月23日(金)~4月7日(日)
9:00~17:00 福井県文書館閲覧室(入館無料)
概要 令和6年(2024)1月19日(金)に公開された、明治末期の北海道を舞台とした映画『ゴールデンカムイ』(原作:野田サトル、監督:久保茂昭、制作:CREDEUS、配給:東宝、2024年)で、当館所蔵の地図資料が使用されました。今回のミニ展示では、映画で使用された「実測北海道全図」(松田三左衛門家文書)の原本資料を紹介します。
展示風景
関連資料
(ダウンロード可)
アーカイブズガイド「明治時代の北海道地図」(PDFファイル)
デジタルアーカイブ福井の使い方(PDFファイル)
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展示資料:「実測北海道全図」(松田三左衛門家文書)

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 1895年(明治28)発行の地図です。当時の北海道は石狩国や十勝国など11か国86郡で構成されており、地図上でも国ごとに色分けされて描かれています。11か国には、樺太・千島交換条約で日本領として確定した千島列島(千島国)も含まれています。
 山・川・池などの自然地形はもちろん、道路や鉄道など交通に関する情報も豊富です。鉄道は幌内・空知・夕張の炭鉱地から港へ伸びていることがわかります。また、地図には札幌・小樽・函館・根室の市街図や小樽・函館港より本州各地の港までの海里も記載されています。
※「デジタルアーカイブ福井」で高精細画像をご覧いただけます。

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会場位置MAP

会場_文書館閲覧室