常設展示:歴史的公文書
令和6年8月30日(金)~10月23日(水)
平成6(1994)年「渇水対策」農林水産部水産課 簿冊番号27528
平成8(1996)年「渇水・暑熱対策」農林水産畜産課 簿冊番号32006
今年も猛暑でさまざまな問題が生じていますが、今から約30年前の平成6(1996)年には高温に加え雨が降らずに渇水となり農林水産業に大きな被害がありました。県営の広野ダムが干上がり、水源確保のために節水PRが検討されていました。
令和5年12月22日(金)~令和6年4月7日(月)
昭和38(1962)年「38豪雪対策」総務部財政課 簿冊番号4218
未曾有の大雪として語り継がれる「三八豪雪」。昭和37年大晦日から降り始めた雪は1月末には福井市内で213㎝に達し、「激甚災害特別財政援助法に基づく激甚災害地」に指定されるほどでした。
この公文書には豪雪の被害状況のほか、積雪災害への法律の適用や除雪のための自衛隊の配置、交通・通信の確保、交通機関の体制整備、その後の農林水産業への支援などに対する国への要望書や県議会の決議等、昭和38年1月から3月までの様々な活動の状況が綴られており、当時の緊迫感が伝わってきます。